2013-12-02 第185回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
子育て支援は、地域の育児力の向上、創設に当たると言っても過言ではないと思っております。もちろん、箱物を造ったり、きちんとした給付が必要なことは言うまでもありません。でも、それだけで子供の問題あるいは親の問題は解決いたしません。地域にはすばらしい社会的資源となる人々がいらっしゃいます。
子育て支援は、地域の育児力の向上、創設に当たると言っても過言ではないと思っております。もちろん、箱物を造ったり、きちんとした給付が必要なことは言うまでもありません。でも、それだけで子供の問題あるいは親の問題は解決いたしません。地域にはすばらしい社会的資源となる人々がいらっしゃいます。
それを私のもとのチームでは縦軸と呼んでおりますが、今度は横軸で見ますと、例えば、家庭内での育児力、これも減退化しております。また、地域の育児力も減退しておるということが指摘をされております。
○小宮山副大臣 どういうことで家庭の育児力が低下したかとか、なかなかいろいろな要因が複合的にあるかとは思うんですけれども、やはり、核家族化が進み、それで非常に、今、一つの家庭の平均の人数が二・五人とか二・六人とかいうような状況になって、なかなか子育ての知恵とかが受け継がれないというようなこともあるかと思います。
それと同時に、家庭や地域の育児力の低下というのでしょうか、これが進んで、児童数がふえてきて、一時定員割れでこれはどう生き延びるのかと言っていたのが、児童養護施設がもっと必要になってきたというような状況に現在あるというふうに思われます。
重点戦略の意義につきましては後ほど、私が現在NPO法人で取り組んでおります、女性の力を活用して地域の育児力向上につなげるという事業を御説明させていただきますので、そこで改めて申し上げたいと存じますが。
担い切れない問題は地域のリソーシスに託していく、ネットワーク力を持つという、そういうようなことは最低限きちっと身に付けた方々を地域にどんどん増やしていくことが本当の意味で地域の育児力の向上につながるというふうに考えて、今実践をしているところでございます。
子育て支援策の飛躍的な拡充、働き方の抜本的な改革なくして、こうした国家主導の国民運動、社会意識の改革運動が展開されるということになりますと、親の養育力、家庭の育児力のみが求められまして、私などは、従来型の固定的な性的役割分担がますます固定化して、伝統的な家族観が蔓延しかねないというふうに危惧を持ちますけれども、担当省の一つである厚労省はどのようにお考えになっていますでしょうか。大臣、お願いします。
そこでお伺いしたいんですけれども、この地域子育て支援を行うに当たっての課題、特に幼稚園、保育園、あるいは認定こども園側の課題、そして、逆に保護者と地域の課題について両参考人のまずお考えをお聞きしたいということと、二番目に、地域の育児力を高めていくために、我が党公明党は、幼稚園、保育園、そして認定こども園の機能を活用しまして、各小学校区に一つ地域子育て支援センターを設けることを今提案しております。
そして、それが親の育児力にどうつながるかということでいえば、基本的には、特に小さい時期は、家庭での養育、また親御さんが責任と愛情を持ってお子さんを育てるということが大事だと思いますので、そういう意味では、むしろ親御さんが子供をよく育て得るようなやり方であるとか、あるいは不安の軽減であるとか、あるいは子供をよりかわいく思えるような状況をつくるとか、そういう形での支援を認定こども園を中心につくれればというふうに
こうした認定こども園制度の創設に加え、家庭教育への支援、親子の交流の場づくり等の支援を通じ、今後とも、保護者の育児力向上のための子育て支援施策の充実に努めてまいります。(拍手) —————————————
第一は働き方の見直し、第二は保育機能の一層の整備充実、そして第三は地域の育児力向上です。 まず、第一の働き方の見直しですが、次世代育成支援対策推進法の中で、三百一人以上の雇用労働者のいる企業に対して行動計画策定を求めるなど、既に着手していただいておりますが、行動計画提出が精いっぱいで、具体的な実効性にいかにつなげるかは今後の課題となっています。
そして、いわゆる認定こども園は、親の育児を単に肩がわりするというのではなくて、親とともに子育てに参加をする、親の育児力の向上もあわせて支援をするというようなことで、子供のよりよい育ちを実現するという認識でございまして、その意味で、先ほど御説明申し上げましたように、地域の子育て支援の機能を必ずつけるということも考えているわけでございます。
ですから、もっと世代から世代に子供を育てていくそういう文化とか力を伝えていく、これも私は育児力だと思います、地域での。そういうものをもっと生かしていくような政策を考えたらどうかと思いますが、その点について厚生省にもお尋ねしたいんです。 それから、労働省は能力発揮型雇用実現の環境を言っているんですが、そうであるならば、私は、高齢というのが全部一律に年齢で切れるものではないと思います。
むしろ、仮に育児力のない親がいるならば、親たちが育児力をつける機会の設定、親たちが子供たちとともに育ち、そして親たちが子供たちを育てることが楽しめるような、そういった施策をぜひ講じていただきたいというふうに思うのであります。 保育所の子供たちを長時間預かる、あるいは赤ちゃんのときから預かる。